慶応生なら絶対に取っておきたいおすすめ一般教養

はじめまして。taishiと申します。現在、慶應義塾大学に在籍しております。今回の記事では慶応生なら絶対に取っておきたいおすすめ一般教養をご紹介していきます。今回ご紹介する一般教養はかなり自信を持って紹介できるものなので、どうか最後までご付き合いください！

「倫理学」ってどんな授業？

僕自身、倫理学専攻でもなく、倫理学に興味があって少しかじってる程度なので、倫理学について明確に説明することはできないのですが、先生がいうには、「哲学のなかで価値や規範について考える」学問らしいです。実際、授業の中でどんなことを扱うのかというと、人生の虚しさについて、であったり、なぜ人殺してはいけないのか、ということについて扱ったりします。倫理学の授業では明確に答えがない問題について先生と一緒に考えていくことになります。今年度はオンラインでの開講となり、資料を配布され、それを読んで、先生が出すミニ課題に毎週答えていくという形式でした。僕個人としては非常に満足度の高い授業でした。具体的に何が良かったのかについて詳しく説明していきますね。

レポートの書き方を学べる

この授業では学期末に提出する4000字程度のレポートにて成績が決まります。そのため、先生はレポートをどのようにして書くか、そもそも大学でのレポートとは何か、についてその都度説明してくれます。レポートを書くにあたって読んでおいた方がいい本を紹介してくれたり、上手なレポートの特徴を教えてくれたりします。また、レポート提出後は全員に対して提出されたレポートに対しての講評をくださります。このように、この授業はもちろん倫理学の授業なのですが、この授業を受けることでレポートの書き方を一通り学ぶことができます。まさに一石二鳥ってやつですね！実際、大学生になるとレポートを書く機会がかなり増えます。しかしながらレポートの書き方を詳しく説明してくれる授業はあまりないような気がします。それゆえ、レポートを頑張って書いてもいい評価をもらうことができないということは度々あるような気がします。僕の場合はこの授業で1回頑張ってレポートを書いたらかなりレポートの書き方に慣れることができ、他の授業でレポートが課題として出された時も以前よりもスムーズにレポートが書けるようになっていました。それくらいこの授業ではしっかりとレポートの書き方についてレクチャーをくださります。 レポートの書き方を学ぶ授業と言っても過言ではないかと思います。

勉強意欲を引き上げてくれる

次に紹介するおすすめポイントはこの授業が勉強意欲を引き上げてくれる点にあります。言い換えれば、大学の授業らしく受講者の知的好奇心をそそる授業となっているということです。大学では履修を組むときに楽単を探して履修を組む人が多いです。楽単というのは楽に単位が取れるという授業です。ただ、僕個人の考え方としてはせっかくなら自分が興味のある授業をとった方がいいと思っています。そういった意味でいうと、この授業は興味がある人にとってはかなり面白い授業だと思います。また、この授業は頭をよくするための授業でもあるとも思います。その理由を以下で述べていきます。まず、この授業では自分なりの意見や考えをミニ課題で提出する必要があります。この課題をやるためには授業内で先生が提示した論点を自分なりに理解して頭の中で要約できなければいけません。そのため、授業内で提示された様々な考えについて自分なりに理解しようと頭をよく使うことになります。この作業をすることで割と頭が良くなってきているような実感があります。また、提出された課題の中でよく書けているものは次の授業で紹介されます。同じ受講者の課題を見ると、こんなことを考えているのか、こんなに書けるものなのか、と自分との差を痛感し、刺激をもらうことができます。

最後にこれが個人的に一番好奇心をそそることなのですが、先生は授業の中身とは直接的には関係はないけれど、ためになる話をしてくれます。例えば、勉強に対しての向き合い方や、勉強の仕方、先生の人生観などです。こういった話を時々してくれることがあり、その度に僕は勉強に対しての意欲が上がったり、勉強に対しての向き合い方を見直すことができています。このように、この授業を受けることによってより勉強がしたくなったり、より勉強が楽しくなったりするので勉強が好きな方にはおすすめです！

おわりに

いかがでしたでしょうか。僕が「倫理学」の授業を強くおすすめする理由を理解していただけていたら幸いです。本記事はこれにて終了とさせていただきます。最後までご付き合いくださり、ありがとうございました。 taishi